【スロヴァキア】カフェブームへの道
2016年1月 4日
流行というものがあります。なにかがはやったり、ブームになったりするわけです。日本の流行のように爆発的であることはスロヴァキアではあまりないように感じますが、5年とかいった長いスパンで見ると、やはりはやりすたりがあります。
何年か前から、コーヒーがはやりだしました。いろんな種類の豆を売る店ができ、それからコーヒーの屋台が街角に現れました。いかにおいしいコーヒーを飲ませるかを楽しんでいました。
そして、今度は新しいスタイルを提案する喫茶店がブームになってきたようです。まずは豆を売り、それから屋台、最後に店舗と、段階を踏んでいるのがおもしろいところです。
ブラチスラヴァの旧市街に新しくオープンしたのは、本屋喫茶。かなり広い店で、種類のちがう椅子がところ狭しと並んでいます。観光シーズンは観光客が主役の旧市街も、冬のあいだは市民のよい散策場となっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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