【チェコ】検札に注意
2016年10月17日
プラハの地下鉄、トラム、バスには改札がありません。しかし、その代わり抜き打ちで検札がおこなわれ、いつもだれかしらが無賃乗車でつかまっています。ブラチスラヴァも同様です。
無賃乗車の代償は高く、プラハではその場で払う場合は罰金500コルナで、後払いは950コルナ。ブラチスラヴァはさらに高く、その場で払うのは罰金50ユーロで、後払い70ユーロです。有効な定期券を家に忘れたという場合は、大幅に減額されます。
検札官は出入り口や乗り換え通路で切符をチェックすることが多いのですが、車内でおこなうこともあります。変装して乗客になりすますなど、びっくりさせられることもあります。
「買い方がわからなかった」などという言い訳は一切、通用しませんので、必ず有効な切符を購入するようにしてください。観光客はとくに目をつけられています。これはヨーロッパの多くの都市で共通しています。一日券を買ってしまうのがいちばんです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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