【スロヴァキア】いつものクリスマス
2016年12月26日
今年はまた例年より早く、10月にはスーパーにクリスマス商品が並びはじめ、ちょっとびっくりしました。
売られる商品は毎年ほぼ同じ、「これ、去年の売れ残りではないの?」と意地悪を言いたくもなります。それでも少しずつ変化もあります。
今年はヒツジのように丸っこいトナカイのチョコレート飾りが登場しました。オーストリアの製菓メーカーのものです。大量生産品だから、太くしないとだめなのだろうと考え、あまりに不細工なので、笑ってしまいました。
そのトナカイチョコを、今年のわが家のクリスマス飾りにしたのは言うまでもありません。つまりは今年もスロヴァキアはいたって平和。なにがあったわけでもないけど、こうして1年がなにごともなく過ぎていくのが、実はなによりの幸せなのだと思います。
世界はどうなっていくのでしょう。少しの不安も感じています。それでも、みなさん、メリークリスマス。よい年をお迎えください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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