【スロヴァキア】ブラチスラヴァの外国人警察
2017年3月13日
スロヴァキアやチェコに三カ月以上、住む人が必ずご厄介になるのが、日本の入国管理事務所に相当する外国人警察です。
ブラチスラヴァの外国人警察は受け付けてもらうのも一大事です。日が昇る前から並びはじめる行列につづき、所定の順番カードを入手しなくてはならないからです。人が多すぎて、一日待っても順番が来ない日もあります。
必要な書類が揃っていなかったり、追加で要求されたり、無事、申請が受理されるまではさまざまな試練が待ち受けています。いかんせん、窓口の人によって、言っていることがちがうから厄介です。全体が殺気立っているので、非常に疲れます。
永住権を取得すると、窓口が別の建物になります。こちらは一転、平和ムード。込んでごった返すようなことはほとんどなく、窓口の人もとても親切です。この差はなんなんだろうなあと思ってしまうほど、これがちがうのです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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