【スロヴァキア】魅力的な駅舎
2017年3月27日
スロヴァキア国内を旅していて、いつもいちばん魅力的に感じるのは、街の入り口である駅舎です。
とはいっても、首都であるブラチスラヴァ中央駅でさえ、こぢんまりとしていて、立派なわけではありません。
ポヴァジュスカー・ビストリツァというこれといった観光名所があるわけではない地方の街を訪ねたとき、いちばん記憶に残ったのはがらんとした駅舎(=写真)と、駅から少し離れたところにあるバスターミナルでした。
日本人なんてまず訪れることのないエリアということもあって、バスの乗客は興味津々。慣れるまで、ちらりちらりと見ていました。
駅舎には切符を買う窓口が並んでいて、ひとつは閉まっていました。売店もありますが、小さなものがひとつだけ。そのわりに無駄に広いスペースがあり、その点がスロヴァキアらしいなあと思うのです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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