【スロヴァキア】イースターのチョコ
2017年4月17日
イースターを日本語に訳すと「復活祭」。春分の日後の最初の満月から数えてはじめての日曜日がイースターにあたり、毎年変わります。今年は4月16日がイースターでした。
イースターは春の訪れを喜ぶ祭りでもあります。長くて厳しい中欧の冬を経て、ようやく暖かくなってくる季節の変わり目を祝うのです。
今年は例年になく厳しい寒波に襲われたものの、3月半ばには春めいてきました。それでもイースターはイースター。スーパーマーケットにはイースター用の飾りや贈り物を集めた特設コーナーが設けられます。
地方の街だとイースター行事として、柳で編んだ鞭で女性のおしりを叩いて健康を祈願したりするのですが、ブラチスラヴァの市中ではなかなか見かけません。その代わり、遊びに来た子どもにあげるお菓子を買うお年寄りの姿が目につきます。
チェコやスロヴァキア製のイースター菓子はデザインがレトロでおもしろいのですが、わが家では食べておいしいスイスのチョコレート会社のものが定番になっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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