【スロヴァキア】旧橋の散歩
2017年7月24日
ブラチスラヴァ市内を流れるドナウ川に架かる旧橋は、もともと19世紀末につくられました。老朽化のため取り壊されて新しく架けられ、2015年に完成しました。
旧橋はトラムと歩行者専用で、車が通りません。歩道は歩行者と自転車用にわかれていますが、広いので歩行者も自転車も気にせず通行できます。
このためすっかり散歩道として定着し、夏の暑い時期、涼しくなった夕方にどこからともなく人が集まってきます。ドナウ川越しにブラチスラヴァ城が見える、見晴らしのよい場所です。
ショッピングモール「エウロヴェア」に向けて、川沿いに散歩道が整備されています。ちょっとした運動器具もあり、散歩にほどよいのです。
旧橋に見られるように、いま少しずつ市内の自転車道も整備されています。朝夕に渋滞がひどいポイントが何カ所か決まっているので、自転車の利用が進めば、もっと便利になるはずです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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