【ドイツ】博物館のプラネタリウム
2017年10月 2日
ミュンヘンにあるドイツ博物館は、世界一と言っていいほど、充実した展示を誇ります。一日いてもすべてを見るのがむずかしいほどです。もし滞在中、雨に見舞われたら迷わず訪れるといいでしょう。
展示内容は人類が生み出してきたありとあらゆる技術で、農業、機械、宇宙、鉱業など多岐にわたります。そして、いかにドイツが技術の発展に寄与してきたかがわかります。自動車産業はいまも世界をリードしつづけています。
特徴は単に見るだけではなく、実際に体験できることです。地元の小中学生向けのワークショップも盛んです。
歩き疲れたときにオススメなのが最上階にあるプラネタリウム。一階にある窓口で追加チケットを購入し、時間を確認してください。見学をはじめる前に手に入れ、天文についての展示も見ておいたほうがいいでしょう。
身体を椅子に横たえながら星を眺めていると、いまという時代もまた長い歴史の通過点に過ぎないのだと思えてきます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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