【スロヴァキア】高速バスを楽しむ
2018年12月31日
現在、ブラチスラヴァに発着して、チェコをはじめとする欧州各地に行くバスには古参の「スチューデント・エージェンシー」と「スロヴァック・ライン」のほか、最近急激に路線を拡大しているドイツ資本の「フリックスバス」があります。
競争原理でブラチスラヴァとウィーン空港を結ぶバスが早割だと1ユーロで買えてしまうなど(ただし数量限定)、リーズナブルな点が高速バスの魅力です。またスマホに各社のアプリを入れることで切符を買ったり、日時を変えられる点も使い勝手のよさを感じます。
注意すべきなのは、「席数に限りがある(希望のバスが満席だと乗れない)」「バスの乗降場所」「荷物が別料金なことがある」などです。とくにバスターミナルは鉄道駅とは離れていることが少なくありません。座席を事前に指定しても、だれかがすでに座っていることもあります(そんなものだと思い、別の空席を探します)。
こうした点を事前に確認しておけば、快適に使いこなせるでしょう。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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