【スロヴァキア】国際保険付書状のこと
2019年2月25日
いまどきは銀行のATMが発達したおかげで、日本のカードでも海外でお金を下ろすことができ、トラベラーズチェックのようなものを使うことがなくなりました。まして現金を郵便で送ることは滅多にないでしょう。
このたび現金をスロヴァキアから日本に送る経験をしたのでご紹介します。ネットで調べたところ、日本への郵便には1000ユーロまで保険をかけられるのがわかりました。その知識をもって郵便局に行ったところ、小包でないと保険はかけられないと言われました。
そんなことはないはずだ。ちょっと調べてみてとお願いすると、特別な封筒を使えばできることがわかりました。50セントするとのことです。日本の現金書留とは見た目がずいぶんちがいますが、きちんと封印できる点は同じです。
かけられる保険は1000ユーロまでなので、12~13万円ほどになります。日本からスロヴァキアに送れるのも同額になっていました。旅先でお金をなくしたりしたら、ぜひ国際保険付書状のことを思い出すといいかもしれません。スロヴァキアから出してわずか4日で日本に着き、郵便では最速に思います。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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