【スロヴァキア】工事中のバスターミナル
2019年6月24日
プラハやブダペスト、あるいはウィーンからブラチスラヴァに来ると、バスターミナル(Autobusová stanica)や旧市街の入口にあたるSNP橋(Most SNP)に着きます。
バスターミナルはもともと社会主義然とした建物で、はじめて、しかも夜中だとかなり不安になるような場所でした。しかし、現在再開発中で、バスターミナルの反対側に仮設されています。新しいだけあり、これまでよりわかりやすく、発着案内もあり、迷わないように工夫されています。
計画では建設の進む高層ビルの地下が新しいバスターミナルになります。付近一帯はビジネス街を形成しつつあり、社会主義の名残はこの10年でずいぶんなくなりました。30年も経っているのだから、当然といえば当然なのかもしれません。
ブラチスラヴァにはさまざまな時代の建築様式が混在していて、統一性に欠けるのですが(ごちゃごちゃしていると言い換えてもいいです)、こうした再開発を見ていると、なるほどなと思います。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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