【スロヴァキア】ブラチスラヴァの夏
2019年7月29日
今年はちょっと変な天気で、春の訪れがずいぶん早いと思ったら、梅雨みたいな長雨がつづいて冷え込み、そうしたらびっくりするほど暑くなったりしました。
天気予報によると北極やスカンジナビアからの寒波だとか、サハラ砂漠からの熱波だとかいった説明があり、地球レベルでの異変を感じます。ヨーロッパで気候変動が注目されるのも十分、頷けます。
一昔前までヨーロッパではクーラーはそれほど一般的ではなく、実際なくてもとくに問題はありませんでした。しかし、電力会社がフェアをするほどスロヴァキアでも浸透しつつあります。とはいえ石造りの家なので、陽の当たらない部屋はクーラーがなくともひんやりしたものです。
たとえどれだけ暑くとも、どの犬も番犬としてがんばっていて、自分の家の前はしっかり守って吠えたり警戒したりしています。通り過ぎるとすぐに自分の仕事は終わったばかりに吠えるのをやめ。ぐったり昼寝のつづきをしています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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