【チェコ】ホテルの値上がり
2019年8月12日
プラハの物価もすっかり上がり、なんでも高くなりました。観光シーズンとあいまって、とくにたいへんなのがホテルです。
観光であれば居心地のいいホテルを楽しみたいところですが、ぼくの場合は生活の延長にある滞在が多いこともあって、とにかく宿代は安く上げたいと常々思っています。
プラハでも社会主義臭がいまだに残る宿であればそれなりに安い宿が見つかったのですが、それも軒並み値上がって、いよいよ学生寮くらいしかなくなってきました。どこも掃除が行き届いているので、寝泊まりするには十分ですが、ちょっとうるさそうです。
こまったなあと思っていたら、ホテルでもホステルでもない、長期滞在者向けの宿舎を見つけました。団地の2DKのうち、台所と風呂・トイレを共用し、部屋は個々人が使う仕組みです。"相部屋"になった家族と気を遣い合うことで、ずいぶん快適に利用できました。掃除は毎日入り、きれいです。長期滞在にも便利です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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