【チェコ】カードのタッチ決済機能
2019年9月23日
プラハの地下鉄の切符販売機がずいぶん進化して電子化し、クレジットカードでも買えるようになりました。硬貨がなければ買えなかった旧型に比べ、格段の変化に思えます。
タッチパネルになっていて、言葉はチェコ語のほか、英語、ドイツ語、ロシア語が選べます。あとは30分、90分、24時間、72時間と必要な切符をタッチします。
トラム(市電)でもクレジットカードのタッチ決済機能で切符が購入できる装置が据えられるようになりました。このタッチ決済はスーパーマーケットでも一般的ですが、日本のような交通系のicカードやスマホ決済など規格が乱立することはいまのところありません。おかげで日本とちがって、あれやこれやとカードが増えて財布が厚くなることはなく、それで不自由を感じたこともありません。
クレジットカードとはいっても実際には銀行口座からそのつど引き落とされるデビットカードが一般的で、だれもがクレジットカードをもてるわけではありません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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