【チェコ】レギオジェット体験
2019年10月14日
スチューデント・エージェンシーといえばチェコやスロヴァキアを拠点とする高速バスとしてすっかり定着していますが、同社が運行する鉄道がレギオジェットです。
だからといってスチューデント・エージェンシーが新たに私鉄として線路を引いたわけではなく、従来の線路を間借りしているのがおもしろい点です。事前に乗る列車を決め、座席を指定しなくてはならないのを不自由に感じてこれまで利用したことがなかったのですが、国鉄より安いので乗ってみました。
特徴は車両を「ローコスト」「スタンダード」「リラックス」「ビジネス」に分け、椅子の形状やサービスのちがいから値段に差をつけていることです。「ローコスト」は車内販売もなければ、最近は当たり前になった充電のためのコンセントもUSBポートもありません。徹底してサービスをなくすことで、値段を抑えているわけです。
「ローコスト」は人気があり、満席状態でしたが、十分快適に移動できました。ちなみに「ローコスト」でもミネラルウォーターは無料で提供されています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。