【スロヴァキア】ブラチスラヴァの本屋さん
2020年2月 3日
本が読まれなくなったのは日本もスロヴァキアもそうそう変わりはない、とは思いますが、ブラチスラヴァの本屋さんはどこもそれなりににぎわっていますし、スーパーの雑誌売り場で何冊も買う光景を目にすることも珍しくはありません。
ブラチスラヴァの本屋さんは、パンタ・レイとマルティヌスという大型店がよく知られています。チェーン店として、ショッピングモールなどにも入っています。たいてい書籍はこの二店に行けば見つかると思います。
昔ながらの小さな本屋さんも健在ですが、美術や文学などに特化する傾向にあります。ここに行けば特定の分野の本がたいていは揃っているので、足を運びやすいのです。店員に専門知識があり、漠然と本を探しているときも内容を言えば紹介してくれます。
また、古書を厳選してセレクトショップのように売る本屋さんも最近増えています。こうした本屋さんは観光客のまず来ない、住宅地のなかにあったりします。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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