【トルコ】行列のできるコーヒー豆店
2020年2月17日
イスタンブールに出かけるたび、つい立ち寄りたくなるコーヒー豆店があります。メフメット・エフェンディという名前で、コーヒーを飲んでいる顔がロゴになっています。
店はスパイス・バザールとも呼ばれるエジプシャン・バザールのすぐ近くにあります。観光客というより、地元の人でにぎわう商店街の一角です。行列ができているのでなんだろうと思ったのが通いはじめるきっかけでした。いまではすっかり行きつけの店になっています。
注文は至って簡単。欲しい重量をいえば、すぐに包装されたコーヒーを渡してもらえます。てきぱきした仕事ぶりは見とれるほどに見事です。たとえ大行列でも、あっという間に自分の番がやってきます。
コーヒー豆店というと、いろんな豆の種類があって迷いがちですが、ここでは「ブレンド」に相当する一種類のみ。味への自信のほどがうかがえます。香りがとてもよいのが特徴に思います。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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