【トルコ】イスタンブール名物サバサンド
2020年3月 2日
トルコのB級グルメとしてすっかり有名になったサバサンド。日本人にとってはご飯のおかずであるサバをパンにはさむというインパクトが、人気の秘密だと思います。
サバサンドはガラタ橋のたもとにずらりと並ぶ船で料理し、波に揺れる船から渡します。漁師さんが獲れたてのサバでつくっているようにも見える演出で、どの店もおおぜいの観光客でにぎわっています。
呼び込みも盛んで、いかにも観光地です。こうしたところは当たり外れが多いのが世の常、雰囲気だけ楽しみ、本当の魚屋さんがやっている店で食べてみました。ガラタ橋の店とはちがって見た目は貧相なのですが、サバを炭火で焼いていて、見るからにおいしそうです。
サバとパンなんて合うはずがないと思って食べると不思議なほど違和感がありません。たぶん肉厚で温かなサバに、サラダがたっぷりはさんであるのがいいのだと思います。いまどきはつい口コミに頼りたくなりますが、自分で探しあてたほうがアタリは多いようです。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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