【トルコ】トルコアイスクリーム
2020年3月 9日
トルコで思い浮かべるものに、アイスクリームがあります。注文してから受け取るまで、手品でも見ているようなやりとりがあることで知られます。
このやりとりはお決まりの名人芸のようなもので、子どもが注文するたび、ちょっとした人だかりができます。いつものあれだろとばかりに駆け足で過ぎ去る人も多いのですが、それでも気になるのか、ちょろっと見ています。
売り子が熟練していると、たしかに見飽きないおもしろみがあります。受け取れたと思ったらコーンだけだったり、そうかと思えばびっくりするほど大きなアイスクリームが乗っていたり。子どもがだんだんイライラして、泣きそうになってくるのも見物です。
トルコアイスクリームはどんな味なのかって? いや、いつも見ているだけで、食べたことはなく、どんなものか実は知らないのです。観光地の名物なんて、意外にそんなものなのかもしれません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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