【トルコ】だらけた犬だらけ
2020年3月16日
イスタンブールの街ではいたるところに犬がだらけています。観光客がたくさん集まる場所だろうが、地下鉄の駅だろうがお構いなし。それも堂々とど真ん中でだらけているのです。
地元の人によれば飼い犬が一人で散歩しているわけではなく、野良犬なのだそうです。でも、狂犬病の注射など管理はきちんとなされていて、首輪の代わりに認識用のタグが耳についています。
大型犬が多いので、ちょっと驚きますが、人には無関心で、危害を加えるそぶりはありません。犬同士で遊ぶなど、自由気ままにそれぞれ生きていて、うらやましくなるほどです。トルコの人たちはそんな様子を見るために好きにさせているようにも思えます。
都会のイスタンブールでさえこうですから、地方ではよりいっそう自由な犬を見かけることがあります。犬ばかりではなく、猫も負けてはいません。日当たりのよいところに何匹かで集まり、ごろごろ、気持ちよさそうに遊んでいます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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