【トルコ】渡し船を楽しむ
2020年3月30日
ヨーロッパ側にあるガラタ橋のたもと、エミノニュおよびカラキョイと、アジア側にあるカドキョイは渡し船が出ていています。渡し船といっても大きな船で、市民の足として利用されています。
公共交通機関なので、スイカやパスモに相当する「イスタンブールカード」で乗れ、料金も安価に設定されてます。それで遊覧船気分が味わえるわけです。
事実、人気は海の見えるデッキ席や屋上の甲板席で、先に埋まっていきます。いい場所を取ろうと、走っていく人もいます。そんななかに、船と併走するカモメにエサをあげる人がいます。デッキ席で肩を寄せ合い、その様子を眺めるのが楽しみの一つです。
船の売店では食べ物や飲み物も買えるので、旅情も高まります。あっという間に着いてしまうので、慌ただしさもありますが、コーヒーくらい飲んでみるのもいいでしょう。行き先によって乗り場がちがうので、案内板に注意してください。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。