【スロヴァキア】クロウタドリのこと
2020年5月11日
わが家の庭にはクロウタドリが夫婦で住み着いています。この鳥の鳴き声が朝、朗らかに聞こえてくると春が来たなと思います。
クロウタドリ、オスは黒く、メスは茶色っぽいのですが、夫婦仲がとてもよく、一日中、じゃれ合っています。ご飯や水がなくなると、庭の真ん中で踊るような仕草をしてアピールします。
この水がクロウタドリにはとても大切なようで、お風呂のように中に入ってのんびり過ごしています。出入りのときにうっかりこぼしてしまうので、暖かくなってきたいま、一日二回くらい入れ替えないといけません。
野鳥なので手に乗ったり、そういう慣れ方はしませんが、子どもが産まれたら見せに来たり、なかなか愛嬌があり、わが家では「庭鳥の黒ちゃん」と呼んでいます。
ほかにもモリバトやオナガの仲間も毎日のようにつがいで遊びに来ます。オナガはちょっと乱暴者ですが、どの鳥も夫婦の仲がとってもいいのです。おもしろいですね。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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