【香港】日本のファストフード店
2020年8月24日
かつて海外で日本料理を食べるには、ホテルに入っているような高級店しかなく、メニューも懐石のコース料理など敷居がとても高かいものでした。それが寿司ブームにはじまり、ラーメンブームとだんだん庶民的になってきました。
香港では日本のファストフード店がすっかり定着しています。吉野屋、かつや、ココイチ、丸亀製麺、一蘭、一風堂などなど、日本と見まがうほどです。決して日本人を目当てにしているわけではなく、現地にすっかり溶け込んでいるのはすごいと思います。
味は日本と同じか、あるいは吉野屋のように独自の進化を遂げ、より現地化しているかのどちらかです。丸亀製麺などは独自のシステムをそのまま導入していて、日本にいるのと変わりません。
また値段も日本とそれほど大きくは変わらず、基本的にはリーズナブルに設定されています。日本と香港の近い関係をこうしたところにも感じます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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