【香港】アジアのにぎわい
2020年10月19日
夕方、出来合いの総菜を買い求め、お店の前に人だかりができていました。日本の商店街でも馴染み深い光景ですが、スロヴァキアでもチェコでもまず見かけない、アジアならではの食習慣です。
日本には立ち寄らず、ウィーンからの直行便で香港を往復したものですから、パラレルワールドに紛れ込んだような感覚がありました。楽しくなってあれこれ総菜を買い求めては食事代わりにしたのですが、おもしろい発見もありました。
そのひとつが焼き餃子。中国には日本のような焼き餃子はあまりないと長らく聞いていました。それが「上海餃子」という名前で売っていたのです。サイズはやや大きめで、皮は厚め。肉の割合が多く、お腹に溜まります。一人前何個と決まっておらず、いくつ欲しいかで注文しました。
もうひとつが名物のエッグタルトや餅類などのおやつです。どれにしようか悩んで見ていると、お店の人が一つひとつ説明してくれました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。