【スロヴァキア】コロナワクチン体験
2021年4月19日
スロヴァキアでは昨12月から、まずは医療関係者に対してワクチンの接種がはじまりました。それから年齢層別に接種が進み、私にも順番が来たので行ってきました。
私の接種会場はサッカースタジアムでした。スタジアムとはいっても屋内のスペースです。まず入口で携帯電話にSMS(ショートメッセージサービス)で届いた接種の知らせを見せたうえ、登録をします。それから医師による問診と説明があり、看護師からワクチンの接種を受けます。
終わったら待合室で15分、椅子に座っています。アナフィラキシーショックの心配があるからです。なにかあったらすぐに病院へ運べるように、救急隊員が待機しています。それでおしまいです。
すべてがスムーズで、会場に入ってから合わせて30分くらいでした。2、3日は安静にするように指示されました。初日に36.8度程度にまで熱が上がり、風邪の初期症状のような感じがありました。少し身体がだるく、注射をした腕に痛みがあるくらいです。3週間後、もしくは10週間後(ワクチンによって異なる)に2回目を受けます。なお、申込から接種まですべてデジタルで処理されます。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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