【スロヴァキア】クロウタドリの子ども
2021年9月13日
わが家の庭に棲息しているクロウタドリの「黒ちゃん」に彼女ができたお話を書きましたが、その続きです。
「黒ちゃん」は2代目で、この子が生まれたとき、先代が見せに来ました。それに倣ったのか、カップルのあいだの子ども、つまりは3代目になるであろう「黒ちゃん」を見せてくれました。
この2代目、ちょっとドジなところがあって、近ごろは「黒ちゃん」に用意しているご飯をハトやオナガ、スズメたちが食べるのを黙って見ていて、いざ自分が食べようとすると空っぽということがよくあります。
そんな2代目のことですから、すぐに気づくようにしてくれたのか、子どもを玄関のところに置いてくれたはよいものの、よたよたと車道のほうを歩き出したところを、「え、なにこれ?」と驚いたのがお披露目になりました。
屋根の上で「ギィーギィー」と聞いたことのない奇声をあげる2代目に見られながら、慌てて安全なところに連れていき、写真を撮りました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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