【スロヴァキア】アサガオの花
2021年10月 4日
アサガオには小学校のころ、夏休みの宿題で観察日記をつけた思い出があります。
このところスロヴァキアでもアサガオが咲いているのを見かけるようになったのですが、花をつけるのは夏というより秋、9月に入ってからが多いようです。
アサガオの原産地には諸説あり、中国ともアメリカとも言われていますが、とくに日本で江戸時代、品種改良がブームになり、趣味の園芸として広まりました。
そんな先入観があるものですから、スロヴァキアの家庭の庭などでアサガオを見かけると「え、どうして?」とハッとします。では、アサガオをスロヴァキアの人はなんて言うのだろうと思い、植物に詳しいニナちゃんに写真を見せて、聞いてみました。
「それはfialkyよ」
と自信をもって言います。fialkyというのはスミレのことですから明らかにちがうのですが、でも、まだ名前がないのはそういうことだろうなと思いました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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