【スロヴァキア】洗濯にカルゴン
2021年11月22日
日本は軟水で、欧州は硬水だとはよくいわれます。
この硬水がなかなか厄介で、湯沸かしやシャワーヘッドなどにミネラル分がこびりついていき、また洗濯すると白いシャツが灰色になっていきます。洗濯機にももちろん石灰などのミネラル分が固着し、定期的に掃除をしないと故障の原因になります。
硬水で洗濯するのに欠かせないのが「カルゴン」というカルキ抜きです。これを入れることで硬水が軟化し、白いシャツが灰色になったり、洗濯機にミネラル分がこびりつくのを防ぎます。
機種によってちがうかと思いますが、私の家にある洗濯機にはこの「カルゴン」を入れる場所があって、使うのが前提の設計になっています。
日本では必要ないこともあって、はじめのうちはシャツが灰色になるので驚きました。思ったよりも高いのですが、よく特売をしているのでまとめ買いしています。旅行中に手洗いしていて、なんかおかしいと思ったらスーパーで探してみるといいかもしれません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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