【スロヴァキア】3段重ねの雪だるま
2022年1月17日
日本で雪だるまというと2段重ねで、その名の通り、だるまからきています。
日本のイメージのままスロヴァキアの雪だるまを見たら、ちょっと驚かれるかもしれません。なんと3段重ねだからです。
3段目は足といわれていて、それは「だるま」ではなく「雪の人」との意味合いで伝承され、つくられてきているからです。
ちゃんと目があり、鼻があり、口があるわけです。画像のものは下に落ちてしまっていますが、鼻にニンジンを使うのが定番。2本のニンジンがあるので、もしかするとこの子は手を擬していたのかもしれません。
ロックダウン中なのでちゃんとマスク、しかもFFP2規格のものをしているのはコロナ禍ならではです。
この3段重ねの雪だるま、ディズニーのアニメ『アナと雪の女王』に出てくる「スノーギース」で日本でもおなじみかもしれません。実際に目にするとなんともほほえましいものがありますよ。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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