【スロヴァキア】ウクライナのこと
2022年2月28日
2月24日にロシアがウクライナに侵攻し、隣国であるスロヴァキアでの生活に緊張が走りました。
スロヴァキアは東端でウクライナの国境と接しています。空襲警報の鳴り響くウクライナのリヴィウの町と、スロヴァキア第二の都市コシツェとは240キロほどしか離れていません。首都のキーウ(キエフ)とブラチスラヴァはおよそ1000キロです。ざっと東京と福岡というところです。
スロヴァキアにはウクライナ人がたくさん住んでいて、お店のオーナーだったり、学校の同級生だったり、とても身近な存在です。ロシア人も大勢いて、言葉が通じ合えることからウクライナ人とロシア人はとても仲良くしています。
ですから今回の侵攻は驚きをもって迎えられ、みな怒っています。旧市街ではウクライナ国旗を模したライトアップがされました。1日も早く平和が訪れるといいなと切に願っています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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人々が、自由に海外を行き来し、自由に人生を楽しみ、そんな社会が改めて、生きる力になるのだと実感するこの頃です。
戦いからは憎しみしか生まれてこない。
歩み寄りからは幸せが生まれてくる。
幸せな社会になりますように。
旅で季節を見て、人々の交流から幸せを貰える時代、普通の社会をまた!
旅は、人を幸せにします。
杏 | 2022年2月28日 21:51
早く戦争が終わって平和が訪れ、普通に旅行ができる日が一日も早く来るといいですね。
増田 幸弘から杏への返信 | 2022年11月20日 02:56