【スロヴァキア】ストリートフードのブーム
2022年6月13日
スロヴァキアではコロナが一段落し、2年あまりもつづいたさまざまな規制が撤廃され、街ににぎわいが戻ってきました。まるでなにごともなかったかのようです。
そのなかで気勢を上げているのが、「ストリートフード」と呼ばれる移動式屋台です。コロナ前はおもにブラチスラヴァの中心部でなにか大きめのイベントがあるたびに出店していたのですが、コロナ後はより広範囲に、小さな会場も厭わなくなりました。それはコロナがこの街にもたらした、最初の変化かもしれません。
最近、「ストリートフード」のラインアップに日本が加わり、なんだろうと思ったらこの何年か人気の「餃子」に加え、「テリヤキ」が現れました。メニューは鶏肉と豆腐があり、それをテリヤキ味にして、ご飯と合わせたお弁当にしています。
屋台で人気が出るとお店を構えるケースもあり、成長を期待する「スタートアップ」の見本市という側面での楽しみもあります。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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