
【スロヴァキア】タバコの注意書き
2022年6月20日
タバコの建康被害が問題にされるようになり、喫煙人口は昭和の時代に比べてずいぶん減りました。電車や飛行機にあった喫煙車や喫煙席も2000年を境に姿を消します。

私自身、まったく吸わなくないものですから、タバコがいまいくらするかも、どんな銘柄があるのかも知りません。ただスーパーのレジでタバコを買っている人を見かけたり、家の前を掃除していて吸い殻を拾い集めるものですから、スロヴァキアの喫煙人口が日本より多いであろうことは感覚的にわかります。
WHO(世界保健機関)の統計によると、事実、日本は21.9%であるのに対し、スロヴァキアは32.3%と10%近く多くなっています(2021年)。
そんなスロヴァキアで売られているタバコのパッケージは生々しく、なかなか衝撃的です。それでもなお吸う人は吸うのですから、「依存症」を治すのは容易ではないのかもしれません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
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