かつての病院がアートなカフェに
2016年12月 7日
釜山駅の向かい側に広がる草梁エリア。近年、ナイトマーケットで注目を浴びる草梁市場があり、周辺には昔ながらの建築物が点在します。そのひとつ「Brown Hands」は旧百済病院の建物をリノベーションしたデザインカフェです。4階建ての赤れんが造りの建物は1922年に建てられたもの。2012年に釜山市より近代建造物に指定されています。館内は広々とし、テーブル席もそれぞれにイメージが異なります。地元で活動するアーティストの作品も展示され、まるでギャラリーのような雰囲気。自慢のハンドドリップのコーヒーは2種類のローストからチョイス。私は深煎りのコーヒーで、カラフルなシフォンケーキと味わいました。コーヒーの味も雰囲気も大満足で、最近、釜山女子に評判なのもの納得のスポットでした。◆Brown Hand 東区草梁洞467 ☎051-666-0333
☆昔の病院の佇まいと現代のインテリアが絶妙にマッチするモダンなカフェ
☆ハンドドリップのコーヒーとレインボーカラーのシフォンケーキ
☆現在も使用されているレトロな郵便受け。ついついパチリ!
☆病院の雰囲気を残す、懐かしい趣の階段
☆100年近い時が作り出す存在感ある赤れんがの建築物。カフェの入口もおしゃれ
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。