釜山人のソウルフード♡デジクッパ
2017年2月24日
釜山人のソウルフードといえば、やっぱり「デジクッパ」。老若男女問わず、釜山人が大好きな料理で、故郷を離れたときに恋しくなるメニューです。このデジクッパとは、豚骨を丸一日じっくり煮込んだスープのこと。出てきたスープにコチュジャンやセウジョ(アミの塩辛)、塩、コショウを入れて、好みの味に調え、ネギやニラをかけます。そうめんも少量出てくるので、それもスープに入れます。ごはんはスープに入れる派、スープと別に食べる派と、それぞれの好みで味わいます。下ごしらえをしっかりして調理するためか、意外にしつこくないのもデジクッパの特徴です。街を歩いていると、デジクッパ専門店を見かけますが、西面市場の裏手に「デジクッパ通り」もあり、デジクッパ専門店が並んでいます。店頭の大鍋で豚骨を煮込む店が多く、通りに充満する匂いが食欲をそそります。デジクッパはコラーゲンはもちろん、ビタミンB1の含有量が多く疲労回復にも最適。釜山の旅で、ぜひ、お試しください。
☆スープの中には豚肉がたっぷり入っています
☆スンデ(豚の腸詰め)入りのデジクッパを注文する人も多いです
☆基本は白濁したスープですが、たまにこのようなデジクッパも
☆冬の夜空、存在感を漂わせるデジクッパの看板
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。