海洋都市ならではの楽しみ「影島大橋」
2018年8月12日
海洋都市として知られる釜山には、海上橋がいくつか架かり、それが風景のアクセントにもなっています。一番有名なのは「広安大橋（呼称／ダイヤモンドブリッジ）」で、全長7.42km(吊り橋部分900m）の規模を持ち、美しいライトアップや花火大会の舞台としても有名です。その華やかさとは対極にちょっと渋めでおもしろいのが「影島大橋」です。この橋は南浦洞エリアとその対面に浮かぶ影島を結ぶもので、全長は214.6mほど。影島大橋は1934年に完成した可動橋ですが、老朽化のため、しばらくの間、開閉を停止。2013年11月、改修工事を経て、開閉が再開されました。橋の開閉は１日１回（14:00）で、橋のたもとの広場からその様子を楽しむことができます。ぜひ、開閉の時間に合わせて、南浦洞周辺を歩いてみてください。目の前でゆっくりと橋が跳ね上がる光景は、一見の価値があるはずです。
☆釜山名所のひとつ、影島大橋。影島大橋は釜山市文化財第56号に指定されています
☆昔、橋の周辺が占いで有名だったため、広報館には占いの再現コーナーもあります
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。
