海風が心地よい、海東龍宮寺
2019年6月 2日
外資系のホテルやゴルフ場、IKEAなどの建設が予定され、現在もっとも注目度が高い東釜山観光団地。その近くに位置する「海東龍宮寺」。創建は1376年、高麗王の師である懶翁大師によるもので、韓国三大観音聖地のひとつです。通年、多くの人がお参りに訪れますが、最近は東南アジアからのツーリストの姿も目立ちます。ここは海を見下ろすように広がる境内が特徴で、参道の108段の階段を下りることで、煩悩を忘れ、ひとときでも平安な気持ちになれるといわれます。また、心から願えば、必ずひとつ叶うともいわれています。私も久しぶりに参拝し、精神をリフレッシュしたいと思います。◇海東龍宮寺/海雲台から車で約15分。地下鉄海雲台駅より100番、181番バス利用
☆門前にはお数珠から土産の珍味まで、さまざまな店が並びます
☆大雄殿へと続く参道。108段の階段も清らかな空間です
☆海を正面にする大雄殿。その背後から海水観音大仏が見守ります
☆寺は文禄の役で焼失し、1930年初めに復元されました
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。