釜山の味☆亀浦ククス体験館
2019年7月31日
釜山市北区にある亀浦市場は、西釜山最大級の市場として親しまれています。常設市場となったのは1970年代ですが、その歴史は長く、19世紀半ばには市が立っていたといわれます。ここの名物は亀浦ククス(そうめん)で、朝鮮戦争時に集まってきた避難民が、安価でおいしい亀浦ククスをよく食べていたことで知られます。周辺には製麺工場も多く、そこで製麺されたものを亀浦ククスと呼ぶそうです。そんな亀浦ククスをテーマにした「亀浦ククス体験館」が亀浦駅近くにあります。ここでは亀浦地域と亀浦ククスの歴史、亀浦ククスの製造方法を模型や写真などで紹介。また、大型製麺機での麺づくり体験も行なっています(要予約、有料)。1階には亀浦ククスの食堂もあり、気軽に亀浦ククスが味わえます。亀浦市場と合わせて見学すれば、より深く釜山を知ることができそうです。◇亀浦ククス体験館/釜山市北区亀浦万歳ギル109 ☎︎051-342-9495 月曜、祝日休館
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。