最近の釜山
2020年4月 7日
現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため、各国がさまざまな措置を取っていますが、韓国でも防疫管理強化策により海外からの入国者すべてに「原則14日間の自宅もしくは施設隔離」が適用される状況です。そのため、私もしばらく釜山へ行くことができませんが、その間、釜山の情報収集をしたり、執筆活動をしながら釜山を思っています。
4月7日現在、釜山の感染者数は122名で、一時に比べ増加数がだいぶ落ち着いてきました。感染者はナンバリングで管理、感染確定日の数日前の動線もかなり詳細に公表。それを見ると自分の行動範囲とリンクしている部分を確認できます。また、「Safety Zone釜山」として、公共施設や交通機関の消毒作業も頻繁に実施。国や市からの助成とは別に、区単位でマスクや消毒剤の配布や生活支援の取り組みなども積極的に行なっています。
釜山の友人知人も少しコロナ疲れが出てきているようですが、車窓や家の窓から目にする桜並木に癒されているとか。みんなでコロナを乗り越えて、一日も早く日常が戻ればと願います。次に釜山へ行くときは、おみやげは「マスク」ではなく、「ゆかり」か「白い恋人」を持参するつもりです!
※タイトルの写真は冬柏島の夕暮れ。手前にAPECヌリマルハウス、正面にダイヤモンドブリッジ(広安大橋)を望みます。
☆地下鉄駅通路の消毒作業(写真提供:海雲台区)
☆釜山近郊にある名刹「通度寺」周辺の桜並木
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。