ワタリガニがおいしい季節
2020年5月 7日
釜山では秋冬の味覚、テゲ（ズワイガニ）のシーズンも終わり、５月６月はコッケ（ワタリガニ）が旬。水産市場はもちろん、町の在来市場でも獲れたてのコッケを並べるアジュマの姿が目につきます。私も毎年５月には友人と機張市場へ買い出しに行き、友人宅でコッケチム（ワタリガニ蒸し）を作って、ソメ（焼酎＋ビール）とともに堪能しています。残念ながら今回は味わえないので、次の楽しみにとっておきます。ちなみに釜山名物のカンジャンケジャンは、コッケを生のままで醤油漬けにした料理です。
さて、韓国では新型コロナも収束傾向、数日前より社会も少しずつ動き出しています。釜山も５月７日現在、感染者数135名（うち完治者数120名）で、落ち着いている状態です。現在は生活防疫体系として、マスクや手洗い、人との距離に気をつけながら、日常生活を送っているそうです。日本も、あとひと頑張りですね！
☆小さな漁港「尾浦」では路上で水揚げしたばかりの魚介類を販売
☆一昨年の今ごろ、尾浦で売られていたコッケ
☆カンジャンケジャンがいっそうおいしい季節です
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。
