慶州☆古刹に咲くハスの花
2020年7月28日
慶州の知人、崔海鯨さんから、『祇林寺』に咲く美しいハスの花の写真が届きました。崔さんは「スマートフォンで写真を撮る」ことをライフワークにしていて、その作品を紹介する写真展を開いたこともあります。私が慶州に行くと、車がなくては行きにくい場所にも案内してくれるので、おかげで以前より慶州への関心が深まりました。
祇林寺がいつ建立されたのかは不明ですが、その昔、インドの僧、光有聖人が「林井寺」として開創し、643年(善徳女王12年)に「祇林寺」と改称されたといわれます。ここは曹渓宗の仏国寺の末寺で、自然に包まれた閑静な境内には、宝物「大寂光殿」「乾漆菩薩半跏像」、文化財「鎮南楼」など、見どころも多いです。また、境内には「五種水」と呼ばれる5つの井戸があり、開創時の名「林井寺」はこの井戸が由来になっています。現在も一部を除き、水が湧いてるそうです。私も今回、この寺院を初めて知りましたが、五種水に興味があるので、ぜひ、訪ねてみたいと思っています。
☆慶州郊外にある祇林寺へは中心部からは車で30〜40分
☆かれんな美しさを放つ紅蓮。ハスは私の好きな花のひとつです
☆凛とした姿の黄緑の蕾。どんな風に咲くのでしょうか
☆慶州在住の崔海鯨さん。掲載写真は崔さんが撮影したものです
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。