最近、話題のハンコの話
2020年10月 5日
日本では行政手続きのハンコ廃止が話題になっていますが、韓国でもハンコは利用されています。仕事上で契約書を交わす際には、基本的に押印します。また、書や水墨画にも落款印を添えるなど、文化としてもハンコは根付いています。ただ、昔は街角でよく見かけた印章屋さんなどは、この頃、あまり目にしません。
私は個人的にハンコが好きで、姓名、姓、名など、いくつもハンコを持っています。韓国に通い始めた頃、姉妹でハングルのハンコを作りました。その後、甥や姪が生まれてからも記念に作っています。値段は楕円の木製もので2000〜3000Wだったと思います。数年前の誕生日、釜山女子からステキなハンコをもらいました。とてもうれしくて、SNSでアイコンにしたり、封印に使ってみたり、あれこれ活用しています。ちなみにこのハンコはインターネットでオーダーしたそうです。実務とは別に、こんな風に文化芸術として「ハンコ」を楽しめたらなと思います。
☆ハングルで「モモイノリコ」。アートのようで気に入っています
☆側面には「いつも健康で幸せに」と彫ってあります
☆私からは釜山女子のお父さんに名前入りの焼酎をプレゼントしました
☆50年ほど前に父が押した印。色あせずに残っています
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。