ミルミョンの季節が到来
2021年5月23日
釜山人のソウルフードのひとつ「ミルミョン」。釜山の街を歩いていると、随所でミルミョン専門店の看板を見かけます。
ミルミョンは冷麺の一種ですが、麺の主原料に小麦粉を使っているのが特徴。そのため、冷麺よりやわらかな食感で、のどごしもなめらかです。朝鮮戦争下の食糧難で、冷麺に使う蕎麦粉やでんぷん（サツマイモやジャガイモ）が不足し、救援物資の小麦粉を使ったのが、ミルミョンのはじまりといわれています。
５月も下旬、日本同様、韓国、釜山も気温と湿度が上がってきて、釜山の人も昼食にミルミョンを楽しむことが増えてきたようです。私もさっぱりとしたミルミョンを味わいたい気分です。（写真／金美香）
☆みぞれたっぷりで涼しげなミルミョン7000W。酢とマスタードを適量加えます
☆西面で有名な西面ミルミョン本店。NC百貨店や東横インの近くにあり、観光客も行きやすいです
☆みぞれたっぷりで涼しげなミルミョン7000W。酢とマスタードを適量加えます
☆辛めが好みの人にはビビンミルミョン7500W。しっかり混ぜてから味わいます
☆ミルミョンはマンドゥ（蒸し餃子）5500Wもセットで食べる人が多いです
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。
