絶景堪能!秋の周王山
2021年11月 7日
釜山から北へ200kmほど、慶尚北道の青松郡と盈徳郡の間に広がる「周王山国立公園」。
ここは1972年、韓国で12番目に指定された国立公園。約7千年前に火山活動によってできた、韓国3大岩山の周王山(標高720.6m)を中心に、太行山(標高933m)、大遯山(標高905m)、王巨岩(907.4m)などの山々が、壮大な景色を作り上げています。
園内には片道2kmのコースから片道13.3kmのコースまで、7つのハイキングコースが設置され、一般的なハイカーから上級者の登山者まで、それぞれに楽しめるようになっています。やはり、今の時期は紅葉を目的に、のんびりと散策する人が目立つようです。釜山からも1泊程度で訪れる人が多く、先週、私の友人も行ってきました。今回はその時の「おみやげ写真」を紹介します。
私は周王山国立公園へは行ったことがないので、友人からの写真を見て、このダイナミックな風景に感動しました。そして、まだまだ、知らない韓国がたくさんあるなと思いました。
ちなみに、この周王山国立公園は、昨年他界したキム・キドク監督の代表作のひとつ「春夏秋冬、そして春」のロケが行なわれたことでも知られています。
☆秋色の風景を背景に、思い思いに記念撮影する人々
☆岩山の合間を抜ける散策路。岩肌を間近に歩くことができます
☆園内にある大韓仏教曹渓宗の寺院「大典寺」。創建は672年と919年の説があります
☆大典寺の先、岩山から流れ落ちる龍湫滝。そのほか、龍淵滝なども見どころ
☆壮大であり、自然の厳かさを感じる風景
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。