生まれ変わる慶州駅
2022年3月21日
釜山からの日帰り旅行の定番、古都「慶州」。世界遺産の仏国寺、石窟庵、瞻星台、天馬塚など、見どころが多数そろっています。
慶州へは、京釜高速線KTXで「新慶州駅」から入るのが一般的ですが、私は東海線ムグンファ号でのんびりと「慶州駅」まで行っていました。KTXよりも時間はかかりますが、郊外の新慶州駅とは違い、慶州駅は中心部にあるため、着いてすぐに自身の足で歩けるのが魅力。城東市場やカフェ通りの皇理団キル、瞻星台や天馬塚がある歴史地区も徒歩圏内です。なにより、ゆっくりと時間が流れているような、のどかな雰囲気の駅舎とホームが気に入っていました。
その慶州駅が昨年末、廃駅となりました。これは東海線の複線電鉄化によるもので、慶州駅の機能は新慶州駅に統合されました。
慶州駅は1918年開業で、昨年まで使っていた駅舎は1936年の建築です。現在、この駅舎と駅前広場をリモデリング。完成後には芸術公演、フリーマーケット、バスキング、文化プラットフォームとして使われるそうです。
10年以上、利用してきた私にとって、思い出深い慶州駅。少し淋しい気持ちはありますが、どんな形で生まれ変わるのかも楽しみです。
慶州へは、京釜高速線KTXで「新慶州駅」から入るのが一般的ですが、私は東海線ムグンファ号でのんびりと「慶州駅」まで行っていました。KTXよりも時間はかかりますが、郊外の新慶州駅とは違い、慶州駅は中心部にあるため、着いてすぐに自身の足で歩けるのが魅力。城東市場やカフェ通りの皇理団キル、瞻星台や天馬塚がある歴史地区も徒歩圏内です。なにより、ゆっくりと時間が流れているような、のどかな雰囲気の駅舎とホームが気に入っていました。
その慶州駅が昨年末、廃駅となりました。これは東海線の複線電鉄化によるもので、慶州駅の機能は新慶州駅に統合されました。
慶州駅は1918年開業で、昨年まで使っていた駅舎は1936年の建築です。現在、この駅舎と駅前広場をリモデリング。完成後には芸術公演、フリーマーケット、バスキング、文化プラットフォームとして使われるそうです。
10年以上、利用してきた私にとって、思い出深い慶州駅。少し淋しい気持ちはありますが、どんな形で生まれ変わるのかも楽しみです。
- 桃井のりこ
プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。