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参鶏湯でスタミナアップ!

2022年7月 5日

今年も「伏日」(三伏)の季節がやってきました。伏日は夏至から数えて、3度目の庚の日が「初伏」、4度目は「中伏」、5度目を「末伏」といい、韓国では伏日には、参鶏湯などの栄養食で夏バテ対策、滋養強壮をはかります。日本で土用の丑の日にウナギを食べて、暑い夏を乗り切るのと似ています。
2022年は初伏7月16日、中伏7月26日、末伏8月15日となります。伏日は3回ありますが初伏に食べる人が大半で、参鶏湯専門店前には午前中から行列ができるのも、夏ならではの光景。伏日の前日は仕込み、当日には出前のため、臨時アルバイトを雇うという話も聞いたことがあります。
釜山では「東莱参鶏湯」「南浦参鶏湯」「ソウル参鶏湯」「海雲台ソムンナン参鶏湯」などが、昔から続く名店でしょうか。料金は参鶏湯1万1000〜1万3000W、韓方参鶏湯1万5000〜1万8000Wが目安です。
韓国の大手マートのネットモールを見てみると、参鶏湯のレトルト商品も種類豊富に並んでいます。こちらは900g前後で7000〜1万W、かなり本格的でボリューム満点、パッケージもすてきです。また、参鶏湯用に雛鶏も丸ごとで売られていました。ナツメや朝鮮人参、松の実などの詰め合わせもあるので、それらを利用して自家製参鶏湯を作る人もいるようです。
最近は、日本の韓国料理店でも参鶏湯を出すところが多いので、伏日に韓国の風習を楽しむのもいいかもしれませんね。

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☆見た目にも美しい薬膳参鶏湯(煮込む前に撮らせてもらいました!)

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☆熱々の韓方参鶏湯。暑い日に熱いものを食べてパワーアップ!

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☆参鶏湯専門店に並ぶ、果実や薬草を漬けたビン。参鶏湯にそえられる人参酒も美味
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取材担当プロフィール

桃井のりこ

桃井のりこ

プロデューサー・編集者。
2009年より「勝手に釜山PR大使」として活動を開始、2010年秋には釜山広域市より表彰を受ける。
フリーペーパー「釜山びより」「大邱びより」発行人。
小牧生まれの札幌育ち、東京在住。現在は東京と釜山を行ったり来たりの生活で、そして、マッコリが大好き。

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi