チェコとぼく......ちょっとした自己紹介
2007年10月 8日
ぼくはいまプラハの郊外にある小さな村に暮らしています。プラハの中心まではバスで20分ほど。東京でいえば中野という感覚ですが、村の周辺は見渡す限り、麦畑や草原が広がっています。日本とはずいぶんちがいます。
はじめてチェコを訪れたのは1989年のことでした。当時チェコは社会主義の国で、「鉄のカーテン」の向こう側にありました。気軽に旅をするというわけにはいかなかったのですが、その分、秘密のベールをのぞいているような気がしました。とにかくプラハの街の美しさに心を打たれました。
それから1992年、再びプラハを訪問しました。歴史的な革命で体制が変わり、新しい文化をつくりだそうとする静かな活気があふれていました。チェコの写真家とともに、『プラハ カフカの生きた街』(パルコ出版、現在は絶版)という本をつくりました。
プラハに家族と移り住んだのは2006年のことです。フリーランスの編集者として、チェコをはじめとするヨーロッパの国々に関する記事と写真を、新聞や雑誌に発表しています。チェコのメディアに日本の文化や社会を紹介する記事も書いています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
素敵な写真をたくさん拝見すると、その中で生活されていることを羨ましく思います。
今後もサイトのアップを楽しみにしております!
asamakko | 2008年3月17日 13:09