チェコはヨーロッパのどまんなか
2007年10月15日
チェコはほぼヨーロッパのまんなかあたりに位置しています。このことから「中欧」と呼ばれることがあります。
面積は約7万9000平方キロで、北海道とほぼ同じ。また、人口は約1000万人で、東京に比べて200万人あまり少ないです。首都プラハの人口は約120万人です。
チェコの緯度は北海道よりも北に位置しています。寒いという印象がありますが、実際には北海道の気候よりもきびしくはなく、軽井沢のような高原に近いといってよいでしょう。それでもマイナス20度近くにまで冷え込む日もあります。
いまプラハの人びとは冬支度を進めていて、暖炉で使う薪や石炭を用意しているのをよく見かけます。まだそれほど寒いわけではないのですが、気の早い人はコートを着込んでいます。煙突から煙がのぼっている家もあります。チェコの人は意外に寒がりなのかもしれません。
(写真はチェコの民族衣装を着た人形です)
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
煙突屋根から立ちこめる煙さえも、
この素晴らしい田園風景の中だと、その景色に溶け込むのでしょうね。
これからの季節、寒さは辛いでしょうが、
気温低下とともに空気感は透き通ってくることでしょう、
これからも素晴らしい画と人情味溢れる文章で私達を楽しませてください。
お元気で・・・
湯切 | 2007年11月29日 19:37
湯切さま
こんにちは。このところ朝夕はマイナス5度ぐらいまで冷え込みます。わが家の煙突からも煙が上がっています。
増田 | 2007年11月30日 15:39