チェコの第二の都市ブルノ
2008年4月 7日
ブルノはチェコの第二の都市です。とはいえ人口は37万人ほどで、中心部はそれこそ歩いて回れるくらいの規模です。歴史的にはプラハがボヘミアの中心であったのに対し、ブルノはモラヴィアの中心でした。
ブルノまではプラハから鉄道やバスで2時間30分程度。チェコ版新幹線ペンドリーノですとプラハから2駅目です(新幹線といってもデザインだけで、速度は一般の鉄道とほとんど変わりません)。
プラハにくらべてブルノは普段着のままの素朴なチェコという印象があります。広場には市が立ち、野菜やワイン、蜂蜜などが売られています。
この街の出身で有名なのがメンデル。そう、「メンデルの法則」で名高い遺伝子の祖です。メンデルがエンドウ豆の交配実験をおこなった修道院があり、メンデル博物館もあります。
近年ブルノ周辺に日本企業の進出が進み、ブルノに住む日本人も増えています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
おばさんの前に並んだ野菜、右から2番目はカリフラワーですか?日本のものの倍ぐらい(大人の顔ぐらい?)ありそうで、大きいですね。他の野菜も日本産より大きいのですか?
両脇の野菜は?なんでしょうか?
よろしかったら、今後、食べ方や郷土料理などもご紹介ください。
馳会子 | 2008年4月 8日 07:35
コメントありがとうございます。カリフラワーはよく見かけます。右側のはパプリカの一種です。チェコの食事は野菜不足になりがちなので、いつも気をつかうようにしています。
増田幸弘 | 2008年4月 9日 05:53
2月から主人がプラハからブルノ勤務になりましたので今回私は初めてブルノを訪問しました。まだほとんど町を見ていなくて自由広場という辺りだけ歩いたのですが、不思議なのはプラハでは至る所にボヘミアングラスのお店やチェコビーズなどを売っている店が並んでいるのにブルのではまだ見かけないのです。今日は別の場所を歩いてみようと思っていますが、プラハのように観光地ではないのであまりお店がないのでしょうか。
tammy | 2008年5月14日 16:50
ブルノはプラハに比べてのんびりしていますよね。でも、素朴でぼくはけっこう好きだったりします。お土産物というよりも、普通の市民が買うためのお店ですよね。おいしいレストランもありますよ。
増田幸弘 | 2008年5月15日 04:16
秋にチェコに行く機会がありメンデル博物館に行きたいのですが休館日は分かりますか。
Mendelssohn | 2008年6月 3日 16:47
メンデル博物館のHPは閉鎖中のようですが、下記に情報があります。
http://www.czecot.com/en/results/turobjekty-info.php?id=7371&map_system=a
ご参照ください。
増田幸弘 | 2008年6月 3日 20:54