チェコのクリスマスは一カ月つづく
2008年12月22日
チェコのクリスマスはアドベント(待降節・降臨節)を楽しむかのように、一カ月近く前からはじまります。11月30日にいちばん近い日曜日(今年は11月30日でした)、四本あるろうそくの一本目に火をともし、日曜日ごと、一本ずつともしていきます。
このアドベントにあわせたカレンダー式のお菓子もあり、日曜日に大きなチョコレートがはいっていたりします。子どもたちもクリスマスイブがくるのをこうして心待ちにするわけです。
また、ぼくの住んでいる村でも、みんなで集まって歌を歌ったり、ダンスパーティーやライブコンサートが開かれたり、毎週のようにアドベントの行事があります。
クリスマスセールも年々はじまるのが早くなっているような気がします。少し前までは12月の声を聞いてからクリスマスツリーを見かけたものですが、今年は11月半ばには早くもクリスマス飾りがプラハの街を彩りました。
楽しい雰囲気でいっぱいですが、お正月が一カ月以上もつづくような感じもして、ちょっと慌ただしかったりもします。
写真上=旧市街広場にたてられた大きなクリスマスツリーの飾り。電気が上から下に流れるように輝く。 写真中=バームクーヘンに少し似たお菓子トゥルデルニークの屋台。クリスマス・マーケットでも大人気。 写真下=クリスマスに食べる鯉を売る屋台。棍棒をもって販売員が悪ふざけ。
また、ぼくの住んでいる村でも、みんなで集まって歌を歌ったり、ダンスパーティーやライブコンサートが開かれたり、毎週のようにアドベントの行事があります。
クリスマスセールも年々はじまるのが早くなっているような気がします。少し前までは12月の声を聞いてからクリスマスツリーを見かけたものですが、今年は11月半ばには早くもクリスマス飾りがプラハの街を彩りました。
楽しい雰囲気でいっぱいですが、お正月が一カ月以上もつづくような感じもして、ちょっと慌ただしかったりもします。
写真上=旧市街広場にたてられた大きなクリスマスツリーの飾り。電気が上から下に流れるように輝く。 写真中=バームクーヘンに少し似たお菓子トゥルデルニークの屋台。クリスマス・マーケットでも大人気。 写真下=クリスマスに食べる鯉を売る屋台。棍棒をもって販売員が悪ふざけ。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。