怪しいコンブチャの正体
2009年8月17日
プラハのスーパーにごく当たり前のような顔をして並んでいる「コンブチャ」は、日本人にはちょっと驚く飲み物。筋肉質の男性の裸体をモティーフにしたラベルは怪しさ百倍。ずうっと前からその存在を知りつつ、とても飲んでみる気はしませんでした。
この「コンブチャ」、2リットルの大きなペットボトルに入って売っています。下の方に澱が沈んでいるところを見ると、だれも買う人がいなくて、古くなっているのかと思いましたが、どれも同じような感じです。その澱がふわふわ浮かんでいるものだから、やはり勇気がいります。しかも一本300円ぐらいの値段で、安くはありません。
買ってみました。十分冷やし、キャップを開けると、シュワーと泡が吹き出ます。う、炭酸入りの昆布茶? 匂いをかぐと、どうも昆布茶ではありません。
コップに少し入れ、飲んでみると、炭酸のさわやかな感触の向こうにこくのある妙な味わいが口に広がります。炭酸が、その妙な味わいを打ち消そうとしつつ、倍増させ、それ以上、飲めません。今度チェコの人が遊びに来たときに出そうと冷蔵庫にしまいました。
気になる「コンブチャ」の正体ですが、紅茶キノコなのだそうです。どうして紅茶キノコと昆布茶が混同したかはわかりませんが、チェコばかりではなく、世界中で「コンブチャ」といえば紅茶キノコを指すようです。ということは、逆に日本に来て昆布茶を飲んだ外国人は驚かれるのかもしれません。
買ってみました。十分冷やし、キャップを開けると、シュワーと泡が吹き出ます。う、炭酸入りの昆布茶? 匂いをかぐと、どうも昆布茶ではありません。
コップに少し入れ、飲んでみると、炭酸のさわやかな感触の向こうにこくのある妙な味わいが口に広がります。炭酸が、その妙な味わいを打ち消そうとしつつ、倍増させ、それ以上、飲めません。今度チェコの人が遊びに来たときに出そうと冷蔵庫にしまいました。
気になる「コンブチャ」の正体ですが、紅茶キノコなのだそうです。どうして紅茶キノコと昆布茶が混同したかはわかりませんが、チェコばかりではなく、世界中で「コンブチャ」といえば紅茶キノコを指すようです。ということは、逆に日本に来て昆布茶を飲んだ外国人は驚かれるのかもしれません。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
ガハハ!!
トライしてむれましたか!
で、紅茶キノコとな?
レポート読む限り・絶対呑まないと確信しますね。大体・紅茶、きのこ、炭酸って、組み合わせがシュール!
いわなやまめ | 2009年8月18日 09:42
こんにちは。リクエストにお答えいたしました:) まだ冷蔵庫に入っていて、邪魔なのでなんとかしろと家人には言われています。好きな人もいるのかとは思うのですが、ぼくには少々シュールすぎる味でした。
増田 幸弘 | 2009年8月18日 11:45